先月の振り返り
2020年4月度運用実績はこちら
2020年5月度の成績
4月に引き続き、5月も日米ともに指数が大きく上昇し、私の保有している株式やETF、投資信託等も軒並み前月末比で上昇しています。
ただ、ハイテクセクターをほぼ所有していないので、上昇幅としてはそこまで大きくなく年初来の成績もまだまだ含み損の状態です。。。
相場の格言『セルインメイ』の言葉通りであるとすると、この5月をピークに夏頃まで下げることになるわけですが、どうなるでしょうか。原油価格は持ち直してきたものの、新型コロナウイルスの感染状況も世界的にみると大きく改善しているとは言えない状況ですし、米中間の摩擦はより激しさを増しています。
日本企業の3月決算も概ね終わりましたが、業績予想未定の企業が多く、実体経済への影響がはっきりわかってくるのは、第1四半期、第2四半期決算以降になりそうです。
ということで、5月の運用実績を確認していきたいと思います。
日経やダウ平均等の増減
この1ヶ月の各指数の動きは以下のとおりです。
2020年 4月末 | 2020年 5月末 | 増減額 | 増減率 | |
日経平均 | ¥20,193.69 | ¥21,877.89 | ¥1,684.2 | 8.3% |
ダウ平均 | $24,345.72 | $25,383.11 | $1,037.39 | 4.3% |
S&P500 | $2,912.43 | $3,044.31 | $131.88 | 4.5% |
為替($) | 107.18 | 107.82 | 0.64 | 0.6% |
2月、3月と2ヵ月連続で大きく下げましたが、4月、5月の上昇によって、大きく戻してきました。米国株式市場の方が大きく伸びるケースが多かったですが、5月は日本の株式市場の方がよく伸びました。
伸びているものの、いまだにしっくりこない感じは拭えません。外食や百貨店の月次動向は悲惨な状況ですし、日本企業の雄トヨタ自動車も今期見通しは利益80%減の予想となっています。
ANA、JALは新卒採用を停止しましたし、USJも同様に止めるようです。新規の採用停止もですが、今年の後半は業績悪化に伴う大企業のリストラが加速すると考えられるので、やはり景気は悪い方向に振れていくという前提で考えていく必要がありそうです。とはいえ、持っている株式や投資信託を売る、という選択肢はとらないですが。
2020年5月末時点のリスク資産残高
2020年5月のリスク資産残高はこちらの通りです。

5月は投資信託やウェルスナビ、企業型DCでの定期買付は変わらずに行ったものの、個別株の買付はほとんど行いませんでした。それでも全体的に好調な市場環境に支えられ、過去最高だった2019年12月の数値に近づいてきました。2020年に入ってから投下した元本分が損失として残っているということではありますが、リスク資産の残高が過去最高を更新していくと気持ちのいいものです。このコメントがフラグとならず、来月には過去最高を更新できているといいのですが。
リスク資産の増減率については下記のとおりです。
通期増減率 | うち、2020年5月単月 | |
全リスク資産 | △ 10.3% | 3.9% |
個別投資 計 | △ 11.0% | 4.1% |
ウェルスナビ | △ 9.1% | 3.8% |
今月はウェルスナビに少し勝てました。これはまた別の機会に書こうと思いますが、5月はウェルスナビでリバランスとDeTAXが行われていました。
個別の要因
正直、5月はほとんど売買をしていないので、要因といえば市場が上向きだったということにつきます。
あとは、日本株の中で多めに保有しているレントラックスという銘柄の月次が好調だった関係で株価が大きく上昇しました。大きく上昇といっても元値からの下落も相当に大きい銘柄なので、もうひと伸びしてほしいところです。
米国株の方では、JMIAというマイナーな銘柄を買い付けました。アフリカのAmazonと呼ばれる企業で、今後の成長に期待しての買付です。潰れる可能性もありますが。
5月も4月はと同様に大きく上げてくれましたが、6月はどうなるでしょうか?
定期積立分はそのまま維持して、米国株の買付よりもまずはドル転することを重視して対応していく予定です。
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