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ピクテーitrust 新興国株式 (愛称:働きざかり)

積立投資の状況において開示している通り、ピクテーitrust 新興国株式というファンドに投資しています。

ピクテーitrust 新興国株式とは?

愛称が、
『働きざかり〜労働人口増加国限定〜』
となっており、新興国株式の中でも、労働人口が増加していく国に限定して投資を行なっています。

常々、新興国と言われる枠の中に、中国や韓国が含まれていることに違和感がありました。
実態は不明ながらも、公表されている数値ベースだと中国はまだ成長していますが、韓国はほぼ横ばいであり、労働人口が今後減少していくという点においては、両国とも日本と同様かと思います。

そんな自分のもやっとした気持ちを晴らしてくれたのが、こちらのファンドでした!
投資先が労働人口が増加する国に限定されており、その国は今後継続的に発展していくと考えられるため、投資するに値するのでは、と。

2018年6月末現在における、組入銘柄の国別構成比を上位からあげていくと、
①インド
②南アフリカ
③ブラジル
④アラブ首長国連邦
⑤メキシコ

となっており、他にコロンビアやマレーシアと言った国の企業も含まれています。

見事に中国と韓国は含まれてないですね。個人的にはもう少し東南アジア諸国(タイ、ベトナム、インドネシア等)が入るかと思ったのですが。

中国と韓国を除いてしまうと、一般的な新興国株式のリスクとリターンから大きく乖離してしまいそうですが、やはり労働人口が増えていくと、国全体で成長するのでは、と思えるので、このファンドへの積立は継続していきたいと思います。

と、書いてきましたが、いいことばかりではありません。
メリットがあればデメリットもある、ということで。

デメリット

私が感じるデメリットは以下のとおりです。
①信託報酬が高い
→買付手数料と信託財産留保額は、共に無しとなっていますが、信託報酬が税込1.167%程度、となっています。
うーん、1%越えですね。高い。そもそも、中国や韓国を抜いた新興国株式の指数が無い為、当ファンドはアクティブファンド扱いのようです。

②純資産額が小さい
→現在の純資産額は5億円強です。
月次の資金流出入を見ても、設定から2ヶ月は大きく流入がありましたが、直近数ヶ月はほぼプラマイゼロくらいです。
ということで、少しでも資金流出が続くとファンドが償還されてしまう可能性があるかも。

①②共に、長期的なインデックス投資家の方だとしっくりこないのではと思います。運用成績がある程度でてくれないと、長期投資には不向きかもしれません。
ちなみに、別途新興国株のインデックスファンドにも投資しているので、その辺りは今後比較を行っていったら楽しいかなと考えてます。
このような特色のあるファンドも、デメリットを把握した上で選択肢に加えるのはありかなと思います。
ただ、特に推奨するわけではないので、投資意思決定にあたっては自己責任で対応くださいね。

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