我が家には子供が二人います。
上が5歳の娘、下が3歳の息子です。
二人とも保育園に通っていますが、習い事はしていません。
特にさせたくないわけではないのですが、子供の興味も色々なものに移っていく中で、なかなか決め切れなかったのと、今年は色々とバタバタしていたこともあり、現時点では習い事をしていません。
このところ、妻と娘の習い事への熱が高まりつつあり、土曜日にバレエ教室で体験レッスンを受けてきました。
娘は、保育園のお友達もいたので、そこまで緊張することもなく1時間のレッスンを楽しく過ごしました。
帰宅する際に妻からもし習い事を始めた場合の、送り迎えをどうするか、他の教室も見てみるか?等、話をする中で、お金の話になりました。
妻『月謝が7千円で、発表会が10万円くらいだって』
私『ふーん、結構高いねー。全部で30人くらい生徒さんがいたから、発表会は一人当たりだと3千円くらいかなー?』
妻『何言ってんの?10万円って一人あたりの金額だよ』
私『!?!?』
と、噛み合わない会話が繰り広げられていました。
バレエやったことのある方からすると常識なんでしょうが、発表会やるのに1人10万円もかかるというのは初めて知りました。
正直こんなにかかることはないだろうと思って、すぐにググってみたところ、10万円は平均的な金額のようで、高いところだと20万円近くかかるところもあるとか。
大半は小学校の途中でやめるケースが多いようですが、20年とか習わせると家一軒立つレベルでお金がかかるとか。
流石にそこまでかかるのは現実的に難しいと思いますが、バレエという一つの習い事で年間で20万円近くかかるというのは、なかなか衝撃でした。
真っ先に思ったのは、年間の配当金受領額とほぼ同額だな、ということです。
そして、その配当金を全部習い事に費やすのはなー、というネガティブな気持ちでした。
そもそも資産運用をする理由の一つが、子供のやりたいことをやらせてあげられるように(金銭を理由に諦めさせたくない)というものです。
その目的のために、資産運用という手段を用いて金融資産の増加を図っているはずでした。
それにもかかわらず、子供の習い事に出ていくお金について、バレエに払うよりその分再投資に回したいと思っていら自分がいました。
最近資産運用が楽しくて、色々と調べたり試したり、それ自体が悪いわけではないですが、いかに資産運用にお金を回すかということを重要視しており、手段が目的化していました。子供の習い事という投資を完全にコストとしてしか考えなくなっており、ハッとしました。
今回の件は、今後の資産運用を行う上でいい契機になりました。今後、ピアノ等の習い事も入ってくるかもしれず、よりお金がかかることが想定されます。
あくまで子供の教育費を優先しつつ、資産運用を継続していきたいです。
配当金を再投資することで資産が増えていく様を、雪山で雪玉を転がし、雪玉が大きくなっていく、と例えることもありますが、当たり前ながら雪山以外で転がしても増えないんですよねー。
ここでいう雪山とは家計が配当から補填しなくても良い状況を指します。
直ちに配当から補填するような状況は想定していないですが、習い事の数、内容によっては今後検討する必要が出てきそうです。
資産運用はあくまでも手段である、ということを忘れずに資産運用を継続していきたいと思います。
コメント
とても共感できる面白い記事でした。
私の場合は、子供の電子ピアノでまさに同じような葛藤を覚えました。
電子ピアノって高いものは本当に高いんですよね。
投資にのめり込みすぎると、投資すること自体が最優先で他のもっと優先すべきことがなおざりになってしまうこともあるので、危険ですよね。
家族持ちの人は、ある程度ほったらかし投資できるような投資手法がいいのかなと思います。
>>1
とねおさん、コメントありがとうございます!
ピアノは、初期投資が高そうですよねー。ピアノも、家のどこにおくか、近隣への音漏れ、等々考えることが多そうですよね。
ほったらかし投資が精神衛生上も優れてると思いますが、退屈なのがたまにキズですね。