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2019年12月度運用実績&年間運用実績

月次運用実績

まだ国内と米国共に、12月最終週が残っていますが、年末はバタバタすることが見込まれるため、12月度の成績及び今年度の投資成績について、12月27日までの数値をもって集計したいと思います。

昨年は12月に阿鼻叫喚の大きな相場変動がありましたが、今年は極めて落ち着いていました。ダウもじわりじわりと何度も最高値を更新し、それにつられて日経も堅調に推移しました。

では、12月度の数値を確認してみましょう。
12月末の箇所は、12月27日付の数値になっているため、厳密には12月末の数値ではありません。

日経平均 11月末 23,293.91円 ⇒ 12月末 23,837.72円
NYダウ  11月末 $28,051.41  ⇒ 12月末 $28,645.26
S&P500  11月末  $3,140.98   ⇒  12月末  $3,240.02
ドル/円  11月末   109.51  ⇒  12月末   109.48

為替はほとんど動いていませんが、日経平均、ダウ、S&Pいずれもジワリと上昇しています。

定例のグラフは下記の通りです。
2019年12月リスク資産残高推移

10月~12月は積立分以外の追加投資をしていませんが、グラフで見てもわかるくらいに残高が逓増しています。特に自分の投資方法が優れているというわけでもなく、相場全体が堅調だったことが大きいです。

先に年間の話をしてしまいますが、グラフを見てもわかる通り2017年末と比べて大きく残高が増加しました。2017年12月末と比べると約2.5倍になっています。
相場が好調だったことも大きいですが、何よりも投資用の口座にせっせと入金し続けたことが大きいです。2019年の資産増加分に対する寄与度で言うと、入金による増加分が7割、運用益による増加が3割になります。
そして、今年の好調な相場環境のおかげもあり、ライブドアショックやリーマンショックで被った累計の損失分を跳ね返して、投資開始から初めて、累計損益がプラスに浮上しました!!!
それくらい、今までの運用成績はダメダメでした笑

このグラフに記載しているのは、証券口座等に入れている金額のみであり、銀行に入れてあるいわゆる生活防衛資金については含めていません。2017年末時点では、無リスク資産の方が圧倒的に多い状態だったため、そこからの投資も含めてこの2年間でリスク資産への転換を図ってきました。
それでも、なかなか思い切って大きく比率を転換するには至らず、現状でも無リスク資産の方が多い状態です。これ自体は、自分のリスク許容度の問題であり、また時間分散の観点からも止むをえないと考えています。
これだけ右肩上がりで相場が堅調に推移すると、2017年末の時点で一括して転換しておけばと思わなくもないですが、まぁたらればを言ってもきりが無いですからね。

と、先に年間の話をした後にはなりますが、12月の売買等は下記の通りです。
12月はキャピタルゲイン目的の国内株を売却しました。
銘柄は、マネジメントソリューションズ(以下「MSOL」)(7033)です。MSOLは10月決算のため、12月の中旬に決算発表がありました。正直2019年10月期の決算にはほとんど興味は無く、同時に発表された今後の中期計画に注目をしていました。
結果としては、来期(2020年10月期)はCM投資等の先行投資により減益になるが、増収幅がアップし、かつ2021年以降の成長率が高まる、という内容でした。当日の夜間PTSではストップ安近くまで売り込まれましたが、翌日の場が開くとあっという間に上昇していき、ストップ高になりました。その後も堅調に推移し、決算発表後1週間程度で約1.8倍程度まで急上昇しました。

現状は実現可能性が不透明な中期計画が、相当程度株価に織り込まれているように感じたため売却しました。
売却は3,000円弱の水準で行ったため、現時点のMSOLの株価を見る限りだと、早売りの感は否めません。
ただ、今後も上昇するとは思う一方、一度は大きく値を下げる機会があると考えているので、買い戻すのはそれまで待ちたいと思います。もしそこまで下がって来ないようであれば、縁が無かったと思い諦めます。

私が最初に買ったのが分割考慮後で約900円程度になるため、3倍になっています。
長期的には、いわゆるテンバガーになる可能性を秘めている銘柄だと思いますが、自分の握力だとこのあたりが限界でした。
それでも昨年から投資して、一つの銘柄としては最も利益を計上することができた銘柄です。相性のいい銘柄というのは早々現れないので、今後も注視していきたいと思います。

米国株は、ZMLPという銘柄を購入しました。
こちらの銘柄についてはまた別途記事にしたいと思います。

2019年12月度の前年末比(前月末比)の増減率は、

全体成績   +18.9%(+3.2%)
個別株式等  +18.3%(+3.6%)
ウェルスナビ +21.2%(+2.9%)

今月もウェルスナビをアウトパフォームできましたが、年間でみると負けています。
ただ、個別株式等の中には証券口座内に現金で保有している金額も一部含まれているため、相場上昇時に勝てないのはやむを得ないかなと思います。一方で相場が下げ始めた時にもアンダーパフォームするようだとマズいですね。

また、各指数の前年末との対比は下記の通りです(2019年末とあるのは上述の通り、2019年12月27日時点)。

日経平均 2018年末 20,014.77円 ⇒ 2019年末 23,837.72円(+19.1%)
NYダウ  2018年末 $23,327.46  ⇒ 2019年末 $28,645.26 (+22.8%)
S&P500  2018年末  $2,506.85   ⇒  2019年末  $3,240.02 (+29.2%)
ドル/円  2018年末   109.56  ⇒  2019年末   109.48 (△0.1%)

為替の変化率を出すのはやや違和感がありますが、今年末÷前年末という単純な計算式で算出しています。

こうやってみると、何を持っていても上がっていますが、S&P500に連動するものを保有していると最も恩恵を受けられた相場でしたね。昨年は12月に大きく下落し、そのリバウンド分も含まれているため、年間で30%という驚異的なリターンになっています。
この実績が未来永劫続くのであれば、頭空っぽにして全額をSPXL等のS&P500連動型のETFに投資するんですけどねー。
2020年もここまでのリターンになるとは思えないので、今年はたまたまと考えて来年も今年同様に守りを考えつつ運用を行っていきたいと思います。

最後に、2019年末時点の米国株PFを貼っておきます。

201912 米国株式ポートフォリオ

年の初めは75%程度がタバコ株という凄いPFでしたが、1年間コツコツ投資を行うことでかなり平準化されてきたと思います。ただ、嬉しいことに今年の下半期でタバコ株が上昇したため、直近では追加の投資をしていないのにタバコ株の比率が上昇しています。

次年度はもう少し機械的に、ETFの買付を進めればと思います。

恐らく、このエントリーが2019年最後のエントリーになります。

このブログをご覧になられている方はとても少ないと思いますが、皆さん1年間お疲れさまでした。
また来年も楽しく資産運用を継続していきましょう!

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