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【新規追加】PayPayボーナス運用は使える?

ETF

Tポイントや楽天ポイントが投資に利用できることは、以前記事にしました。

この2種類以外にポイント運用は行っていませんでしたが、QRコード決済のPayPayでもポイント運用ができるようになっていました。

本日の記事では、このPayPayボーナス運用について調べた内容について記載していきます。

PayPayボーナス運用とは?

どこからアクセスするのか?

PayPayアプリのトップに下記の項目(赤丸個所)が追加されており、ここからPayPayボーナス運用を行うことが出来るようになりました。ちなみにこちらの画面は、iOSアプリのものになります。

運用可能なポイントは?

PayPayボーナス運用を行うことが出来るのは、PayPayボーナスのみとなっています。

PayPayには、4種類あり、その名称としては、PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライトとなっています。

このうち、運用に回すことが出来るのは、PayPayボーナスのみとなります。

銀行口座からPayPayに入金した場合には、PayPayマネーorPayPayマネーライトとして認識されるため、PayPayボーナスとしては認識されません。

PayPayボーナスはキャンペーンや特典などで付与される残高で、有効期限は無制限に設定されています。基本的には、PayPayボーナスが多額に貯まることはなかなか考えづらいですね。

PayPayボーナス運用により増減した金額を引き出すことが可能ですが、この場合PayPayボーナスとして受け取ることになります。このPayPayボーナスについては、有効期限はないものの出金や譲渡を行うことが出来ません。そのため、仮に運用によって金額を増やすことが出来たとしても、PayPay決済が行える範囲でしか使用できないことになります。

これは予め認識しておく必要がありそうです。

PayPayが運営しているの?

よくある質問を見ていくと、『PayPayが運用しているのですが?』という質問に対して、『ボーナス運用サービスは、株式会社OneTapBUYが提供するサービスです。』という、回答があります。

株式会社OneTapBUYのHP  https://www.onetapbuy.co.jp/

株式会社OneTapBUYは、小口の現金で株の買付を行うことが出来るサービスで、出資企業にSoftbank、Zholdings(ヤフー)が名を連ねているので、同じ株主が運営しているPayPayとの親和性はとても高そうです。

どんなプランがあるの?

コースは2つのみと非常にシンプルです。

チャレンジコース

かなり刺激的なコースです。コースの説明文は下記のとおりです。

これは。。。

コロナショックで暴落した際に何度も買おうか悩んだ3倍レバレッジETF、SPXLに連動しているプランになります。

そして、そんなチャレンジコースの直近3ヵ月間での騰落率がこちら。

マイナス53.34%。。。

ここから米国株式が全体的に上がると考えるのであれば、手軽に投資できるし良いかもしれません。

スタンダードコース

チャレンジコースと比べると穏やかに感じますね。 コースの説明文は下記のとおりです。

株式100%の指数に連動するので、変動(=リスク)は少なくないと思うのですが。。。

というツッコミはおいておいて。

よくある質問を読み進めていくと、『米国を代表する企業500社の株価の動きに連動するETFの価格に連動するような仕組みです。』との記述があるため、イメージとしては、米国ETFのVOOに投資しているのに近しい効果が期待できるコース、ということになります。

確かにチャレンジコースと比べれば、大きな変動は少なくなり、長期的な運用に向いているといえます。

手数料はかからない?

PayPayボーナス運用の中で、よくある質問として、『手数料について』という項目があります。

質問としては、

①追加(購入)に手数料はかかりますか?

②運用期間中に手数料はかかりますか?

③PayPayボーナスへの交換に手数料はかかりますか?

と、3つの質問が記載されていますが、回答はいずれも『かかりません』となっています。

とはいえ、運用する側も慈善事業でやっているわけではないので、どこかで手数料を取っていると考えるのが自然です。

よくある質問内に、『米国を代表する企業500社の株価の動きに連動するETFの価格に連動するような仕組みです。ETFの動きに対し値動きが1倍のものと3倍のものがあります。』 との記載があり、完全に連動するとは記載されておらず、そもそもの指数の金額が手数料を織り込んだものになっているのでは?という気がします。現状だと、詳細を検証することはできませんが。。。

チャレンジコースがSPXL、スタンダードコースがVOOに近しい値動きをするということになりますが、それぞれの経費率は下記のとおりです。

SPXL・・・0.95%

VOO・・・0.03%

営利企業が運営している以上は、この経費率以上のコストがかかっていると考えるべきでしょう。

どんな人が向いている?

PayPayボーナス運用が向いているのはどんな人でしょうか?

やはり証券口座を開かずに、米国株式指数(S&P500)に連動した成果が得られる点にあるかと思うので、PayPayを利用して、PayPayボーナスを獲得できる環境にあり、証券口座をまだ開設していない方が投資経験を積むために利用する、というのが一番向いていると思います。

このブログを読んでいる方で該当する方はかなり少ない気もしますが。

次点としては、私のようにSPXLに投資する勇気はないけど、少額で試してみたいという方でしょうか。そもそもPayPayボーナスは、頑張っても年間1万~2万程度なので、全体の資産運用に与える影響は限定的といえそうです。

ただ、日常的に利用する決済アプリ内にこのような資産運用の入り口が設けられていることは、投資への間口を広げるという意味で、非常に有意義な取り組みだと思います。

私もPayPayボーナス運用のチャレンジコースを通して、SPXLと同様の成果を享受してみたいと思います。

少額で始められるので、興味を持たれた方は是非!

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