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【コロナショック】1回目の振り返り

ETF

新型コロナウイルスの感染者数は、全世界で300万人にせまり、死亡者数は20万人を超えました。

国内外ともに感染者数は増え続けており、いつ鎮静化する全く予想もつかない状況が続いていますが、一足先に株価指数はいったん底を打ちました。

底を打ちました、と断定するにはまだ早いかもしれませんが、直近高値であった2月20日頃を基準として考えた場合、そこから約30%程度下落しましたが、現在の下落率は15%ほどとなっており、半値戻しの状況となっています。

個人的には、2番底が来ると考えてずっと身構えていましたが、国内外ともにそんな考えをあざ笑うかのように、想像以上のスピードで値を戻していきました。

過去の教訓から各国が矢継ぎ早に、各種政策を打ち出した効果が出ている状況ではあるものの、実体経済の状況を考えるとこんなにも早く株式指数が戻すというのは、違和感があります。

『もうはまだなり、まだはもうなり』という格言もあるくらいなので、私のような素人が「まだ」底が来る!と身構えている状況というのは、実際には「もう」底をうったということなのかもしれません笑

コロナショック前は、単純に「暴落こいこい!」と考えていました。毎月積立投資は行っているものの、右肩上がりで継続的に上昇していく米国株式にエントリーするタイミングを計っていた部分があり、大きく下がる局面を待っていました。

実際に、2月20日頃を境に大きく下落していく過程で、通常時以上に買付を行うことが出来ました。ただ、如何せん買付を行うのが少し早かったかったです。。。

購入した銘柄と日付は、下記のとおり。

・XOM→2/26

・SPYD→2/27、3/7、3/10、3/12

・RDS-B→3/12

・MA→2/27、2/28、3/20

・VOO→3/16、3/18

・ARCC→3/23

2月中は、やっと買い場が来たかな?という感じで、色々と買っていました。2月中に購入していた銘柄は、全て保有銘柄だったので、ナンピンしていたということになります。

1度目のナンピン基準としては、取得価額から15%下落した時点という風に決めていたので、このルールに従った買付となっていました。

この辺りまでは、まだ平常運転といった感じでしたが、少しずつ歯車が狂っていきます。

下落に合わせて買い下がって行きましたが、3月12日のSPYDとRDS-Bを買った段階で、ドル資金がほぼ無くなってしまいました。

すぐにでもドル転をとも思いましたが、その際の為替レートが110円を超える状況になっていて、3月9日に101円台まで買い下がってドル転していたこともあり、ドル転に踏み切れませんでした。

その結果、その後の3月20日付近の大底ではほとんど買えず、それ以降は上昇していく株価をただ眺めるのみ、という状況になりました。

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今回のコロナショックへの対応として、良かったと考えている点は2つあります。

1点は、狼狽売りをしなかったこと。

万一、売ってしまっていたとすると3月の下落が直撃し、4月の戻り局面は取れず、ということで最悪の結末が待っていたかと思います。

売らないというのは、年始に再確認した投資方針にも記載をしていますが、この売らないという方針を遵守できたのは、リスク資産以外のいわゆる「生活防衛資金」が積みあがっている、という安心感が根底にあったためです。

そういう意味では、現状リスク資産に振り向けている金額というのは、ある程度自分のリスク許容度内に収まっていると感じます。この自分のリスク許容度を実際に判定できたというのも良かった点です。

もう1点は、積立投資の金額を減らさなかったこと。

スポットで投資する金額については、ドル転が出来ない状況下で、タイミングよく投資はできませんでしたが、積立部分について特に減額修正を行わず、そのままの金額で維持できたというのは、今後の投資人生を考えるとよかったと思います。

これも、全ては毎月の給与収入が新型コロナの (あくまで今のところは)影響なく入ってきているという点が非常に大きいです。

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一方の反省点としては、やはり為替レートに引っ張られ過ぎて買い時を逃してしまったことです。とはいえ、買い時を逃してしまったというのはいま振り返ったから言えることでもあり、あの時はドルが手元にあっても買えなかったかもしれません。まだ下がるのではないかという恐怖心は相当なものがありました。

早々にナンピンしたことで、評価損の拡大ペースが速まり追加投資に二の足を踏む状況でした。暴落が来ても、平常時に考えているほど買い下がって行くことは簡単でないということがよくわかりました。

このブログを書いているのは、4月29日の23時頃ですが、現時点でS&P500は2900を超え大きく上昇しています。Googleは8%以上上げていますね。相変わらず何でここまで上げているのかピンと来ていませんが、引き続き慎重に市場と対峙していきたいと思います。

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