年始に投資方針の再定義を行いました。
現在の、資産運用状況が投資方針に適合しているかどうかを確認していきたいと思います。
投資方針として明文化した項目は下記の通りです。
投資方針
・投資のために教育費や家族のやりたいことを阻害しない。
・自分が内容を把握できる金融商品にのみ投資を行う。
・投資は市場があり容易に売却可能なものを対象に行う。
・税制上有利な制度(企業型DC、ideco、NISA等)を可能な限り利用する。
・同一銘柄への投資はPF全体の10%を超えないようにする。
・相場環境により個別に買い付けを行うが、一定量は機械的に積立投資を行うものとする。
・原則として、損出し以外の理由で米国株式の売却は行わないものとする。
上から番号を付して確認を行います。
①投資のために教育費や家族のやりたいことを阻害しない。
②自分が内容を把握できる金融商品にのみ投資を行う。
③投資は市場があり容易に売却可能なものを対象に行う。
⑥相場環境により個別に買い付けを行うが、一定量は機械的に積立投資を行うものとする。
の4項目については、特に問題なくできています。
①は忘れがちなので、定期的に自分自身に刷り込んでいかないといけませんが。
問題なのは、残りの3つですね。
④税制上有利な制度(企業型DC、ideco、NISA等)を可能な限り利用する。
→税制上有利な制度で、かつ、現在私が適用可能なものとしては、企業型DCとNISAがあります。
企業型DCについては、定められている上限金額を積み立てているため、可能な限り利用できていると言えます。
一方NISAについては、昨年度の利用実績が258,500円となっており、上限の1,200,000円と比べると2割強しか使用できていません。
なぜこうなったかというと、NISA口座はIPOに当選した際の受け皿としての機能を第一優先で考えているため、年末までよさそうなIPO案件は無いか?
と物色していた結果、特にIPO銘柄が当選しなかったという結論になります。
IPO案件は、何もしていないとまず当選を望むべくもないのですが、私はSBIチャレンジポイントがかなり貯まっているため、SBI主幹事の案件であれば、恐らく複数単元当選できるのではと考えています。
なので、当選しなかった、というのは応募しようと思う案件がなかった。ともいえます。
これもどこかで、記事にしようと思いますが、SBI証券が主幹事の案件だと複数単元当選すると言われているので、SBIが主幹事で、かつ、初値が期待できる案件を待って状況です。
自己の努力というよりは、めぐりあわせの部分が大きいので、今年の年末にはやっぱり行使できずに枠が余っているということもあり得そうです。。。
税金関係で言うともう一つやらなければと考えていることがあります。
それが確定申告ですね。確定申告については毎年行っています。不動産の所得であったり、医療費控除であったり、例年やっている項目だけであればそこまで問題にはならないのですが。
米国株への投資を開始したのが、2018年末頃で、2019年から配当を受領し始めました。
そのため、今年は外国税額控除についても、確定申告で対応を行う必要があります。
正直申告するほどの金額でも無いため、申告しないという選択肢もありますが、それだと全く成長しないので何とか頑張って申告したいと思います。
⑤同一銘柄への投資はPF全体の10%を超えないようにする。
→これについては、PFの範囲をどこまでとするかによって、結論がやや変わります。
無リスク資産もポートフォリオに含める、と考えた場合には、10%超を保有している銘柄はありません。
一方で、PFは日本株、米国株の口座合算、もしくはそれぞれと考えた場合には、10%超を保有している銘柄が存在することになります。
まぁ、後者で判断すべきかなと思うので、この項目については投資方針に適合していない、という状況になります。
方針には追加しませんが、個別銘柄だけでなくセクター分散の視点も取り入れる必要がありそうですね。
セクター別のポートフォリオについては、別記事で記載したいと思います。
現状は適合していませんが、だからと言って比率が高い銘柄を売却することは考えていません。
(そもそも次に記載する項目⑦に抵触するというのもあります。)
そのため、他の銘柄を買い増していくことで比率を薄めていきたいと思います。
⑦原則として、損出し以外の理由で米国株式の売却は行わないものとする。
→これは私が売らない、という意思決定をすればよいだけなので、簡単にクリアできそうですが、ここに項目としてあげているということは、既に少し売りたくなっているということです笑
そして、原則として、という文言を入れているあたりが、設定した段階で既に少し売る気あっただろ!という感じがしますね笑
現状で悩んでいるのは、BTIですね。買値が35ドル付近だったのですが、一時45ドルを超える水準まで上昇してきました。35ドルが45ドルというとあまりたいしたことなさそうに見えますが、上昇率は30%近くなります。
もう少し上がったら、売却してもいいのでは?という気持ちが日に日に大きくなってきています。
多分、最終的にはBTIの株価が下がって、この心配は杞憂に終わると思いますが笑
まとめ
④ 税制対応については、現状は適合しているため、
・NISAを可能な限り使い切る
・確定申告で外国税額控除の対応する
の2点について、今後対応が必要
⑤ 同一銘柄の比率については、適合していないので他の銘柄を買付することで比率を改善する。
⑦ 銘柄によっては、売却を検討するかもしれませんが、BTIは売らないように踏ん張りたいと思います。
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