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海外高配当銘柄投資のメリット・デメリット

外貨建で海外の株式を買い付けるにあたっては、可能な限り高配当銘柄への投資を行いたいと考えています。

高成長率の企業は、株価のアップサイドも大きいですが、一度業績に減速懸念が出た場合のダウンサイドも大きいです。

そのため、比較的株価のボラティリティが低そうな業種でかつ高配当な銘柄に買い付けを行っていきたいと思います。

私がぱっと思いつく限りで海外高配当銘柄投資のメリット、デメリットをまとめてみました。

メリット
①定期的なキャッシュフローを生む
→いきなり多額の買い付けを行うことはできないので、定期的に入金しながらの投資になりますが、この時に配当金として定期的なキャッシュインがもたらされるので、元本の増加速度を上げてくれます。
また、海外の株式は四半期配当が多く、かつ3、6、9、12月だけでなく、1、4、7、10月、2、5、8、11月と多様な入金サイクルがあるので、毎月配当金を受け取ることも可能になります。投資先をある程度選ぶ必要がありますが。

②株価の下振れリスクが比較的少ない
→その企業が属しているセクターにもよりますが、高配当銘柄は一般に株価のボラティリティが低いです。
また、景気が徐々に悪化していく局面であっても、高い配当利回りが株価を下支えしてくれます。
ただ、これはどの株価で購入するかで変わってきます。やはり、ある程度安い値段で購入していることが必要かと。

③日本の高配当銘柄より高い利回り
→日本よりも高配当銘柄が多いため、多様な業種に分散して投資を行うことができる。

④増配銘柄への投資でさらに高い利回りが得られる
→日本と異なり長期間にわたり増配を続けている企業が多いため、今後も増配を継続してくれる企業に投資できれば、投資時よりもさらに高い利回りを享受することができる。

⑤為替差益が期待できる
→ドル建で投資を行い、ドル建で配当金を受け取ることになるので、今後長期的なスパンで円安になった場合に、邦貨建の資産が増加することになる。

デメリット
①減配時に利回り低下と株価下落のダブルパンチを食らう
→高い利回りが株価を下支えしてくれる一方、減配時には、そのストッパーが外れることになるため、株価の下落も食らうことになります。

②配当時に課税される(二重課税の問題も)
→配当時に税金が控除されることになるため、定期的に税金部分が流出していきます。また、米国株の場合ですと、現地での課税が生じるため、日本での税率と合わせると30%(!)近くが配当額面から控除されることになります。

③キャピタルゲイン(=値上がり益)が見込みづらい
→特に景気の拡大局面においては、高成長率のグロース株が値上がりしていきますが、高配当株は一般に値上がりしにくいです。そのため、短期間に資産が倍に!というようなことはほぼ起こりません。

④適時に正確な情報が入手しづらい
→日本株であれば、新聞やテレビ、アプリ、ウェブなど様々な媒体から日本語でニュースを見たり聞いたりすることができますが、海外株式については言葉の壁も立ちはだかるため、適時に正確な情報を入手しにくいです。

⑤為替差損が生じる可能性
→メリットであげた項目と真逆になりますが、今後長期的なスパンで円高になった場合には、邦貨建の資産が減少することになる。

ちと苦しいものもありますが、それぞれ⑤つあげてみました。

これらを踏まえつつ、今後は海外高配当株への投資を継続的に行っていきます!!!

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