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インフレ対策として

お金関係で今一番恐れていることは、インフレです。

現時点では、ある程度の資産を築くことができていますが、その一方で、今後の見通しはそんなに明るくないと考えています。
理由については控えさせていただきますが、自身の給与については、一般的なサラリーマンのように50代に向かって給与水準が上昇していくという前提は取りづらく、また現在の水準を維持することも難しいと考えています。

つまり現時点での資産というのが、今後の人生におけるアドバンテージになるため、この部分の価値が減少しないようにしたいのです。
現在の資産構成は現預金に大半のポジションがあるため、これらの実質的な価値が下がるインフレを最も危惧しています。

とはいえ、今ある現預金の大半をリスク資産に移すほどリスク許容度が高いわけでもありません。
少しずつ、無リスク資産からリスク資産への資産移動をおこなっていきたいと考えています。

日本でインフレがおきるのであれば、自分の資産も比例して価値が高まるようなポジションを持っていなければいけないのですが、一般的に言われるインフレに強い資産としては下記が該当します。
①不動産
②実物資産(主に金)
③株式
④外貨
⑤借入金

インフレとは、財やサービスの価格が上昇することになるため、①〜③に掲げた項目の価格は上昇します。
もちろん、株式が上昇するといっても個別に見れば下がる企業もありますが。
④についてですが、財やサービスの価格が上昇するということは、裏を返すと日本円の価値が下がるということです。
そのため、インフレになると円安方向に振れると考えられます。

以下は例になりますが、1本100円でジュースが売っていた時に、1ドル=100円だったとします。米国ではジュース1本1ドルです。
いずれの国でも1ドル=100円でジュースが買えます。

日本でインフレがおこり、ジュースが1本110円になった場合に、どうなるか?というと、米国では何も変化がないので、1本1ドルのままです。となると、1ドル=100円だった為替レートが1ドル=110円に変化します。

実際には複合的な要因で為替は変動するものの上記のような考え方を、購買力平価説と呼びます。
ビッグマック指数も購買力平価の考え方がもとになっています。

⑤については、現金と同様に借金についても実質的な価値が下がっていくことになるので、借入金を利用した不動産の購入というのはインフレ対策にあたります。

①〜⑤に照らしてみると、①と⑤については住宅を購入しているため、該当ありです。

②については、ウェルスナビへの投資を通じて、金のETFへも投資を行っていますが、金額としては微々たるものです。
ほぼないに等しい水準です。

③については、日本の個別株式や投資信託を継続的に購入しており該当します。ただ、金額的にはまだまだ少ないです。

④については、ウェルスナビが外貨建てで運用をしてくれるものの、売却後に外貨で受け取ることはできないため、実質的には該当なしになります。

まとめると、
①⭕️
②❌
③🔺
④❌
⑤⭕️

このうち、②の実物資産については、利息や配当金を生み出さないため積極的には投資しづらいです。

そこで、③と④を充足する外貨建での海外株式の購入を始めることにしました。
米国のマーケットが少し崩れつつある=買いたい銘柄の価格が下がってきた、ということも理由の一つです。
買いたい銘柄が下がっている理由は、米国のマーケットが軟調なのとあまり関係ない個別の理由だったりしますが。

外貨建の取引は経験がないので、色々と勉強していきたいと思います。

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