表題の通り、BTIと表記されるブリティッシュ・アメリカン・タバコの株式を購入しました。
ここ一年の高値から50%程度下落しており、最近ツイッターや米国株ブログで話題になっていました。
約定したのは、日本時間で11月26日の23:30なので、26日の米国株市場の場が開いてすぐですね。
NISA口座での買い付けを行なっています。
株数:280株
単価:$34.63
手数料:$21.6
買付総額:$9,718
となりました。
BTIは、英国に本拠を置くタバコ製造・販売会社で、主要なブランドには、ケント、ラッキーストライクなどがあります。そのため、正確には英国株であり、米国の市場で取引されているのは厳密には株式ではなくADRと呼ばれるものです。まぁ、この辺りはあまり重要ではないですが、英国株であるということがもたらすメリットデメリットは後程触れたいと思います。
私も今でこそ非喫煙者ですが、20代の頃はずっとケントを吸ってました。正確には、「KENT」ですね。
今後BTIからの高い利回りの配当をもらい続けることで、20代の頃に払ったタバコ代を返してもらいたいです笑。
20代の頃は大体1日1箱吸ってました。どんどん値上がりしてたので、正確な平均単価はわからないですが、300円から400円の間位かなと。
300円で計算すると、
10✖️365✖️300円=1,095,000円
400円で計算すると、
10✖️365✖️400円=1,460,000円
なので、150万程度の利益を計上できれば、ざっくり過去のタバコ代がペイできます!
もちろん配当が入ってくるとはいえ、減配リスク、株価の下落リスクがあるので、過去のタバコ代を回収するどころか、返り討ちにあう可能性もありますが。。。
投資に関係のない話はこの辺にして、今回銘柄選定をした理由と懸念事項を書いていきたいと思います。
選定理由(保有メリット)
①高利回りである
→高配当株に投資しているので当たり前ではありますが、国内ではあまりお目にかかれない水準の利回りになっています。
SBI証券の外国取引サイトにおけるBTIのページでは、1株配当の予定金額として、$2.647と記載があります。
これを取得単価の$34.63で割り返すと、7.64%という水準になります。このまま配当が増えないとしても、維持され続ければ14年で元本分を回収可能です(税金は計算に含めていません)。
②20年近く連続増配している
→もちろん過去は未来を保証しませんが、少なくとも会社の方針として会社の業績に大きな変化が無ければ率は少なくとも、増配を継続してくれるのではないか?という期待が持てます。
③他のタバコ銘柄と比較して、配当性向にゆとりがある。
→配当性向とは、会社が稼いだ利益のうちの何%を配当として支払っているか?という指標です。日本企業だと30%〜40%程度を掲げていることが多いです。
BTIは、直近5年間では70%前後で推移しています。
ちなみに、2017年は企業買収や税制改正の影響で、多額の利益が計上されているため除外してます。
配当性向にゆとりがあると、今後の増配余地も高くなり、仮に利益が減少したとしても減配にならず配当が維持される可能性も高くなる、と考えています。
④英国株であるため、現地源泉所得税がかからない
→米国株投資の欠点として、二重課税の問題が挙げられます。米国株からの配当については、10%相当が現地で源泉徴収されるため、日本での課税と合わせると、約30%が税金として徴収されることになります。
また、この現地源泉所得税部分は、確定申告をすることで、外国税額控除として取り戻すことは可能ですが、NISA口座で購入しても、無税にはなりません。
BTIは現地源泉所得税がかからないため、NISA口座で購入すると、配当金が全額非課税になります!!
ということで、私はNISA口座で買い付けを行っています。
と、ここまではメリット、選定理由を記載しましたが、デメリット、懸念事項も結構あるんですよね。。。
長くなってきたので、デメリット、懸念事項については、次に回したいと思います。
また、11月の成績はPCの関係でまだ集計できてないので、10日までには更新したいと思います。
11月はレントラックスのおかげで、今年一番のマイナスを叩いていると思います。
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