スポンサーリンク

【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコを買付②

前回はBTIを買った話とその選定理由を書きましたが、今回は懸念事項、デメリットを書いていきたいと思います。

①規制当局によるメンソール規制
→既にニュースや各種ブログでも取り上げられていますが、米食品医薬品局(FDA)が全米でメンソールタバコの販売を禁止する方針を表明しました。

こちらはWSJの記事です。
https://jp.wsj.com/articles/SB11394357114973053713504584596642768183058

BTIはメンソールの商品も多くあり、将来の収益が不透明な状況にあります。

②英国株であること
→メリットの項目にも英国株であることを書きましたが再度登場です笑
これは、為替の話になるのですがBTIは英国に本社があるため、配当の通貨はポンド建てになります。
ただ、私が購入しているADRではドル建てで支払われることになるため、二重の為替リスクがあります。
また、英国は2016年のブレグジット決定から、ポンド自体がドルに対して安くなっています。
そのため、メリットの方で連続増配と書きましたが、ポンド建てでは増配を継続しているものの、ドル建てだと為替レートの関係で減配となっている年もあります。
基調としてはもちろん増配基調ですが。

③ESG投資に反する
→ESG投資とは、なかなか聞きなれない単語ですが、『環境(environment)、社会(social)、企業統治(governance)に配慮している企業を重視・選別して行う投資』ということになります。

詳細は、こちらのサイトをご覧いただければと

投資-1611233

タバコ業界もネガティブスクリーニングの対象となっているようで、既に影響が出ているのか、これから影響が出るのか?はわかりませんが、巨大な機関投資家が離れていく可能性があります。

④減配という爆弾
→これは①とリンクしますが、収益が減れば利益も減ることになるため、配当に回す原資がなくなります。
過去からの余剰があれば、数年程度利益以上に配当することはできると思いますが、いずれは配当できなくなります。
直近で比較的よく名前を聞くところだと、ゼネラルエレクトリック(GE)、アンハイザーブッシュインベブ(BUD)と言った大企業が減配を発表し、株価が大きく下落しました。
もちろん、いきなり減配が発表されるわけではなく、まずは業績の悪化という形で、表に出てきます。
業績の悪化も一時的な要因であることもあれば、根本的な要因に起因した持続的な業績の悪化であることもあり、その辺りは自分で判断するしかありません。

このような、デメリット、懸念事項がありながらも、今回BTIに投資を行ったのは、現在の株価がかなりこれらのリスクを織り込んでいるのではないか、と考えたためです。

どこかでリスクテイクしないとリターンは得られないので。
高利回りで、かつ、ちょうどNISA口座が全額未使用だったことも背中を押しました。

投資にリスクはつきものなので、これからもリターンとその裏にあるリスクを検討しながら、自己責任で投資を継続していきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございます!
よろしければ応援のクリックをお願いいたします!
にほんブログ村 株ブログ 積立投資へ
にほんブログ村

積立投資ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました