今勤めている会社の持株会に加入する予定です。
加入をするにあたって、持株会のメリットとデメリットをそれぞれまとめてみたいと思います。
通常だとまず持株会とは、というところから説明するのかもしれませんが。面倒なのでそこは端折ります笑
メリット
①会社から持株会奨励金がもらえる
→やはりこれが最大のメリットでしょうか。例えば月1万円の積立を行う場合に、会社が奨励金として3%~30%程度上乗せして払ってくれます。
30%ってそんなに上乗せしてくれる会社あるの?と思ってしまいますが、あるんです。
参考URL
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1615943
この会社では、奨励金を10%→30%に引き上げたそうです。
ここまでやると従業員は大喜びでしょうが、一般の株主に怒られそうな気もしますけどね。。。
②給与天引きで購入できるため投資に当たっての手間が少ない
→これは、メリットと言えるかわかりませんが、手間が無く積み立てられるというのは継続するにあたっては重要な点かと思います。先に引かれていると何も感じることなく積み立てられそうです。
③毎月一定額の積立になるため、取得単価が平準化される
→これは持株会というよりは積立投資のメリットですね。いわゆるドルコスト平均法です。
価格が上下変動がある場合には、毎月一定額積み立てることで、取得単価が平準化され大きなマイナスにはなりづらいかと思います。
④少額でも始められ株式を所有することが出来る
→通常は1単元購入する資金がないと株式は購入できないわけですが、そこまでの資金が無くても投資をすることが出来るというのはメリットかと思います。
この他持株会のメリットというわけではないですが、普通に株を持つということになるので、配当金を受領することが出来ます(再投資されます)。
また、株価が値上がりしていけば、売却時にキャピタルゲイン(売却益)を得ることも出来ます。
では、一方のデメリットはどうなるでしょうか。
デメリット
①会社指定の証券口座での買い付けとなる
→正直1番目にくるデメリットか?と言われてしまいそうですが、個人的には非常に不便だなと思ったので、これを1番目にしました。基本的に持株会は会社の主幹事証券に口座を作るケースが多いかと思います。そのため、私個人の証券口座はネット証券であるSBI証券なのですが、現在勤めている会社の主幹事証券ではないため、積立自体は別の証券口座にて行うこととなります。
一定額買い付けるだけならそこまでの手間はなさそうですが、現物株式を引き出して、別の証券口座に移管してということを考えるとかなり面倒くさそう。。。
②給与と株価、発生元が同じ
→ちょっと日本語がおかしいかもしれませんが。これはよく言われる話で、会社の業績が急降下した場合には、給与や賞与がカットされるかもしれません。そのような状態に追い込まれていれば、当然に会社の株価も下がっていることが想定されるため、ダブルパンチとなります。
ただ、ここは仕組みさえ理解してそのうえで投資するのであれば自己責任かなと思います。
③株主優待がもらえない
→一応当社は株主優待がもらえる会社です。ただ、持株会を通しての買い付けとなるため、実際に現物の株式を引き取らない限りは株主は持株会になるため、株主優待の恩恵は受けられません。
まとめてみましたが、大きな点としてはこんなところでしょうか。
今勤めている会社は長期的に成長すると信じていますし、好きなので給与と株価が同時に下落する可能性を理解した上で、持株会による積立を行っていきたいと思います!
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