先月の振り返り
2020年2月度運用実績はこちら
2020年3月度の成績
激動の2月が終わりました。新型コロナウイルス一色の1ヵ月でしたね。全ての指数が大きく下げており、私のリスク資産残高も大きく目減りしました。
2020年2月度運用実績より
先月末の段階でのコメントですが、そのまま、3月と置き換えればすんなり意味が伝わりますね。ただ、2月はある程度株式指数も下がり始めていましたが、新型コロナウイルスによる死者数はそこまで多くありませんでした。この1ヵ月で欧米の環境は大きく悪化しています。日本もこれから同じ道をたどるかも知れず、とても怖いです。
色々なものが大きく下落した3月の運用実績を確認していきたいと思います。
日経やダウ平均等の増減
この1ヶ月の各指数の動きは以下のとおりです。
2020年 2月末 | 2020年 3月末 | 増減額 | 増減率 | |
日経平均 | ¥21,142.96 | ¥18,917.01 | △¥2,225.95 | △10.5% |
ダウ平均 | $25,409.36 | $22,318.50 | △$3,090.86 | △12.2% |
S&P500 | $ 2,954.22 | $ 2,625.10 | △$329.12 | △11.1% |
為替($) | 108.07 | 107.81 | △0.26 | △0.2% |
なんとなく前月と似てるような気がするなー、と感じたので前月のを引っ張ってきました。
2020年 1月末 | 2020年 2月末 | 増減額 | 増減率 | |
日経平均 | ¥23,205.18 | ¥21,142.96 | △¥2,062.22 | △8.9% |
ダウ平均 | $28,859.44 | $25,409.36 | △$3,450.08 | △12.0% |
S&P500 | $ 3,283.66 | $ 2,954.22 | △$329.44 | △10.0% |
為替($) | 108.95 | 108.07 | △0.88 | △0.8% |
毎度同じ説明になりますが、 31日の17時~21時頃に集計を行っているため、ダウ平均やS&P500及び為替の3月末の数値は、全て3月31日ではなく、現地時間3月30日のものになっています。
全体的に2ヵ月連続で10%程度下げた感じですね。ただ、3月中はずっとボラティリティが高かったので、精神的には3月の方がぐったりしてます笑
指数の上下でぐったりしてたら行けないとも思いますが、連日新型コロナウイルスの感染状況を見ている状況が精神的に良くないのかもしれません。死を強く意識させられる情報を毎日のように目にすることで、精神的なストレスを感じているようです。現状だと日本よりも欧米の状況がひどくその惨状をニュースで知る状況です。ただ、1ヵ月後、今の欧米の状況がそのまま日本にトレースされているかも知れません。怖いですね。。。
2020年3月末時点のリスク資産残高
2020年3月のリスク資産残高はこちらの通りです。具体的な金額までは面倒なので開示しませんが、今月の開示分から、金額メモリを付け、元金の推移も合わせて表示するようにしました。
え、えぐいですね・・・(2ヵ月連続2回目)
元金は順調に増加していますが、資産残高が減少しているため、損失が拡大していることがわかります。内訳でいうと、日本株等がめっちゃ減少しているように見えますが、日本株の口座からドル転の原資を捻出して、外貨口座の方に投下しています。なので、主に外国株等が足を引っ張っています。まぁ、どれもこれもマイナスなんですが。
2019年末時点では、投入した元金を80万円強上回っている状態でしたが、2020年3月末時点では、元本を180万円強下回っており、この3ヵ月で270万円程度の損失ということになります。このレベルで損失が拡大していくと、頑張って入金投資を継続していってもなかなか追いつきませんね。。。
リスク資産の増減率については下記のとおりです。
通期増減率 | うち、2020年3月 | |
全リスク資産 | △ 20.4% | △ 9.4% |
個別投資 計 | △ 21.4% | △ 10.0% |
ウェルスナビ | △ 20.1% | △ 11.5% |
今月はウェルスナビに勝ちましたが、下げ相場では勝って当然なんですよね。個別投資の口座には現金も一定割合保有しているので。それにしても、まだ1年の4分の1しか終わっていないのに、20%も減らしています。このペースだと、年末には80%減になります泣
個別の要因
全体が下げたからというのがメインではあるのですが、正直今回の下げを甘く見ていたというのがあります。下げを甘く見ていた分、買い下がりのタイミングがやや早かったことが傷口を悪化させたと考えています。
ここに至るまでの3年程度で、10%も下げればそこが絶好の買い場だった、という展開を何回も繰り返していたため、ナンピンも含めた買い下がりのラインを買値(or直近高値)から15%下がった点に設定していました。
結果として、30%以上下げる銘柄が続出したため、かなり早めの買い出動となってしまいました。積立投資については、減額することなく続けていきますが、スポット投資のタイミングがやや早かったというのが反省点です。
正直リーマンショックの際には、そこまで株式投資もしていませんでしたし、仕事が忙しすぎたこともあり、先の見えない絶望感というのはそこまで感じていませんでした。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大については、通常の経済活動が全く行えておらず、どれだけ金融政策を行ったとしても、コロナウイルスの感染拡大が収束しないと、効果が限定されてしまうかもしれません。
例えば国内で見ても、新規上場承認がおりた会社がこの2ヵ月で12社も上場延期する自体になっており、これは既にリーマンショック時を超えています。
一方的な下げ相場だったのは、一度リバウンドをして少し落ち着きを見せつつありますが、このまま安定するというのはかなり楽観的なシナリオではと思います。通常時よりもかなり悲観的なシナリオに基づいて、行動をしていきたいと思います。
日米ともに、株式市場の底はまだ先に来る前提で動く予定です。まずは、自分及び家族の命を守る行動をとりつつ、最低限積立投資部分は継続もしくは増額できるように投資を続けていきたいと思います。
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