先月の振り返り
2020年10月度運用実績はこちら
2020年11月度の成績
平日に集計するのは少し時間が厳しいので、11月27日(金)の終値で11月分を集計することとしました。
11月のトピックとしては、米国大統領選が行われたことと、新型コロナのワクチンが好結果を示したことでしょう。特に新型コロナのワクチンについては市場に大きな影響を与え、世界各国の株式市場は一気に上昇しました。大統領選の結果は、事前にバイデン氏当選をある程度織り込んでいたようで、特に選挙結果によって大きく下落するということはありませんでした。
ワクチンの好結果により全体が上昇しましたが、全体としてはゲームチェンジが起こったような状況で、今までの相場をけん引していたハイテクグロース株が値を下げて、今まで鳴かず飛ばずだった高配当系のバリュー株がかなり値を戻しています。
私のポートフォリオはやや高配当系によっていることもあり、今月の相場上昇の恩恵はかなり大きく受けることができ、月間で過去最大の資産増加額を記録することができました。
そういえば、米国の大統領選はいまだに裏で火種が燻っているというネタをちらほら目にするのですが、来年1月の大統領就任式までにドラマはあるのでしょうか。
2020年11月末時点のリスク資産残高
2020年11月のリスク資産残高はこちらの通りです。
先月金額が1,500万円を超えてきたので、グラフの軸を1,800万円まで拡大したのですが、1,800万円超えも見えてきました!まぁ、こういうのはたいていフラグ化するので、12月は大きく下げるような気がしますが。。。
全体的に全ての項目が伸びています。米国株も新興国株も日本株も大きく伸びた月だから当たり前といえば当たり前なのですが。加えて持株会の評価にあたっては、毎月の株数がよくわからないので月次で株価を乗じておらず、持株会から株数報告がある月を除いては追加した元本のみが増加した形で評価をしているのですが、前回評価時と比べるとかなり株価が上昇しています。加えて持株会から現株を引き出したので、来月分では日本株の方に入ってくる予定です。そうするとさらに残高が増加するかもしれません。
続いて、リスク資産の増減率については下記のとおりです。
通期増減率 | うち、2020年11月単月 | |
全リスク資産 | 2.7% | 12.1% |
個別投資 計 | △7.2% | 11.4% |
ウェルスナビ | 7.2% | 11.7% |
なんと、気が付けば全体の運用成績がプラスに転じました!!!
2月、3月のコロナショックで私の高配当メインのポートフォリオは大きく棄損しましたが、特に売却せずに持ち続けていたので、11月の株価の戻りの影響で含み損だった銘柄の大半が含み益に転じました。
まだ、大きく含み損の銘柄(XOM、RDS.B、VOD、WBK等)もありますが、全体としてはプラスの水準まで戻ってきました。どこまで値を戻すか、というのはわからないですが、少なくとも株価が下がったからと言って簡単に売却する予定は無いので、下がれば買い増しというスタンスは継続していきたいと思います(これだけ上げ相場が続くと買いたい銘柄がどんどんなくなっていきます。。。)。
個別の要因
11月の全体状況は先ほど記載した通りですが、保有株の中で今月大きく伸びてくれたのが、ジュミア・テクノロジーズ(ティッカー:JMIA)です。
BTIやSPYD等が値を戻してくれた方が全体へのインパクトは大きい気もしますが、個別の伸びが凄かったので、JMIAの方を取り上げます。
アフリカのAmazonと呼ばれる企業で、アフリカでのECをメイン事業とし、その他に決済サービスも提供しています。今後の人口増加率等を踏まえれば大きな成長が見込まれるのでは?というのが理由で株式を購入しました。
また、今後の成長可能性に対して、当時の時価総額が500億弱だったので、伸びしろが大きいと考えたことと、時価総額5兆円程度までであれば、より大きな企業に買収される可能性もあるというのを踏まえて、良い投資先であるという判断をしました。
しかし、如何せん潰れるかもしれないレベルの財務状況でもありましたし、いつ大規模な増資が行われ希薄化するかもわからない状況だったので、投資額はかなり小さいです。
10月30日時点で、$14.96だった株価は、11月27日時点で、$36.89へと240%を超える伸び率となりました。購入時期は2020年5月で、購入額は$5.57×80株と5万円程度で大したこと無いのですが、伸び率は目を見張るものがあります。
SBI証券では取り扱っていなかったので、楽天証券で購入したのですが、楽天証券では当初投資信託のみを購入する予定だったので、JMIA分も投資信託として集計されているんですよね笑
なので、投資信託が大きく伸びているように見えるのは、JMIAによる部分が大きかったりします(もちろん保有している投資信託自体も大きく伸びてはいるのですが)。
先月少しネタにした、グッドパッチは結局ほぼ買値付近で売却というヘタクソトレードになりました。。。
買値 2,451円 売値 2,705円 その間の最高値 4,440円
となっていました。4,460円の指値が空振りしたのが痛かった。。。
とまぁ、こんなヘタクソなトレードをしていても大きくリスク資産残高が増えたのは、市況が良かったからの一言に尽きます。
12月は損益通算の売り(損出しとかタックスロスセリングとも言います)が出る銘柄を安値で拾うことと、IPOを1件当てることを目標にしたいと思います。
IPOについては、大好きなウェルスナビとKaizen Platformは、主幹事がSBI証券で、かつ公開株式数も多いので当選の確率は高くなりそうです。ただ、当選の確率が高い銘柄というのはその分公募価格割れの可能性も高いのが悩ましいところですが。
成績がプラスに転じたので、いつも以上に色々と書いてしましたが、何とか2020年最後の月もプラスで運用し、本年のトータル成績をプラスで終えたいと思います!!!
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