明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年設定した資産運用目標の達成状況を確認しつつ、ロードマップの更新をしていければと思います。
昨年設定した資産運用目標等はこちら↓
2023年資産運用目標の達成状況
①ジュニアNISA枠80万円×2を使い切る ⇒ 〇
これについては問題なくクリアすることができました。2024年以降はこの枠に使っていた分を新NISA枠で消化していくことになります。ジュニアNISA枠のものは特に売買する予定もないので、いったん枠を埋めきったことで一つのゴールを迎えたかなと考えています。
②投資元本を400万円追加する ⇒ 〇
2023年の投資元本追加額は403万円となりました。
設定していた積立分及びジュニアNISAの積立が想定通りに進捗したことに加え、年末あたりにスポットでの追加投資を行った結果、達成となりました。
③税引後配当金 70万円 ⇒ 〇
こちらについては円安の恩恵も受け達成することができました。
2020年が33.7万円、2021年が44.6万円、2022年が69.2万円ときて、2023年は88.4万円と大幅増になりました。
為替の影響が大きいと思うので、2024年が今年を上回るのは結構難しいのでは?と考えています。
④2023年末 リスク資産残高3,400万円 ⇒ 〇
こちらも良好な相場環境に助けられて達成しました。2023年末のリスク資産残高は3,767万円となりました。2023年は好調でしたが、その次の年に反動が来るのでは?とビクビクしています笑
珍しく設定した目標のすべてをクリアすることができました。
長期の資産運用目標
これについては、2020年1月に設定した、
『2040年12月末までに世帯全体の純金融資産で1億円を目指す』
から変更はありません。
ここでいう純金融資産とは、金融資産から金融負債を控除したものを指しており、具体的には金融資産から住宅ローン残高を控除したものを指しています。
実際に繰り上げるかは別として住宅ローンを完済した上で、1億円という金融資産残高を積み上げたいと考えています。
2023年の目標を定める前に、どのようにその地点を目指すか、というのを先に決めていきます。
2040年に向けたロードマップ
こちらについても、昨年試算したものに今期の実績を加味して、2040年に残高が1億円になるよう元本追加額か利回りを動かすことになります。
まずベースとして、追加の元本追加を行わなかった場合に、どの程度の利回りが必要かというのを算出します。
元本追加無しVer
青く色が付いている部分は、実績です。
まずは、2024年以降元本を1円も追加しなかったと仮定したバージョンです。
この場合、2024年以降毎年5.9%の利回りが必要という試算になりました。
ちなみに、2022年試算段階では7.6%、2023年試算段階では7.2%必要という試算だったので、2023年の積み上げで必要利回りが1%以上下がりました。
利回り0%Ver
続いて、今後の利回りが0%の場合です。
この場合、2024年以降毎年367万円の元本追加が必要という試算になりました。
2022年段階では毎年395万円、2023年段階では毎年396万円が必要という試算でしたので、2023年の運用成績が良かったことで、必要額が少し減少しました。とはいえ、さすがに利回り0%だと、預金を積み上げてくのと変わりないので、かなりハードルが高いですね。
と、ここまでの二つは両極端なバージョンでしたので、昨年同様現実的な試算をしてみます。
現実的な長期ロードマップ
今後の子供の成長を踏まえて、教育費の増加を織り込み元本追加額を変動させています。
現実的な長期ロードマップがこちらです。
設定の要点は下記の通りです。
①2023年までは、実績値を反映。
②子供が小学校高学年になってからは、塾代や旅行代が今よりも増えることを想定し、金額を2024年以降200万円にする。
③さらに子供が大学に入ったらより余力が減ることを想定し、追加元本を再度減額する。
以上の前提で、2040年までのロードマップを作成し、この場合に必要利回りは3.4%とかなり現実的な数値となりました。
昨年試算した時点では、3.9%必要という試算でしたので、やはり2023年の運用成績がプラスに作用しています。
ただ、この試算を見てふと思いました。2040年に1億円を達成しているものの、累計損益(=含み益)4,842万円ということは、利確すると約1,000万円くらい税金取られるので、手残りで1億円と考えるのであれば、1.1億円くらい必要になるのでは?
まぁ、その金額に近付いたら具体的に考えることにします。
2024年資産運用目標
ロードマップは昨年作成したものから大きな変更はありませんでしたが、これを踏まえて2024年の資産運用目標を策定します。
①投資元本を250万円追加する
⇒2023年は無事に400万円超の元本追加ができましたが、2024年はいったん金額を抑えることにします。子供が小4になり、塾代などが増えるのと、旅行に行く回数を増やそうと考えているためです。
とはいえ、積立だけで、新NISAで240万円、ウェルスナビ36万円、持株会36万円、企業型DC66万円で、合計378万円に達するので、年間400万円近く投資できるように見えます。ただ、今年は既投資分を取り崩す予定があるので、無理ない数値設定としておきます。
いったん、現実的とした長期ロードマップにおける2024年の元本追加額200万円よりは多い金額での設定とします。
②税引後配当金 90万円
⇒2020年が33.7万円、2021年が44.6万円、2022年が69.2万円、2023年が88.4万円と推移してきました。2023年も為替が円安傾向だったことで、とても配当金が増えました。足元では円高に振れているのに加え、2024年は新NISAでの投資信託積立がメインとなる予定なので、配当金を増やすのには難儀しそうです。
このような悪条件があるものの、さすがに前年実績を下回る目標設定も微妙かなと思い、2023年比微増の90万円を2024年の配当金目標として設定することとしました。
③2024年末 リスク資産残高4,100万円
⇒投資元本を追加するのは自分でコントロールできますが、全体の運用成績はコントロールできないので、なったらいいなくらいですが、ロードマップだと2024年末に4,096万円なので、丸めた4,100万円を目標に追加しておきます。
前年からの変更点もほとんどありませんが、まずは設定した目標元本追加額を達成できるように本業を頑張ろうと思います。
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