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ピクテーitrust 新興国株式 (愛称:働きざかり)の運用成績(2025年1月時点) 

基本的に月次の運用成績や配当推移しかアップしていませんでしたが、従来は投資しているファンドの紹介や投資した理由などの記事も上げていました。

他に見るべき記事が無いというのもあるかとは思いますが、7年ほど前に書いた下記の記事に今でもアクセスがあるので、このファンドの投資したその後についてお話しできればと思います。

7年ほど前の記事(ピクテーitrust 新興国株式 (愛称:働きざかり))

ピクテーitrust 新興国株式 (愛称:働きざかり)とは

ファンドの特色

主に労働人口が拡大している新興国に投資を行うファンドになっています。

一般的な新興国株式ファンドは、台湾、中国、韓国などを投資先に含んでいますが、労働力人口の減少が見込まれているこれらの国は当ファンドでは投資対象外となっています。いわゆる人口増加ボーナスを今後も享受するであろう国にのみ投資するファンドになっています。

投資している理由

一番上に貼った、7年前の記事でも記載していますが、新興国に投資をするにあたって、

『三菱UFJ-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』

も使っていますが、投資の比率として中国、韓国、台湾など今後人口減少時代に突入することがほぼ確実な国のウェイトが高いです。そのため、人口増加ボーナスを受けられる国に限定したファンドを当時探していたこともあって、探していたのはまさにこれだ!という感じで投資をするに至りました。

国別構成比(2024年11月末時点)

2024年11月末の国別構成比は下記の通りです。

国名比率
インド18.7%
アラブ首長国連邦(UAE)15.7%
ブラジル13.5%
メキシコ11.4%
南アフリカ8.5%
その他の国30.7%

となっています。

デメリット

このファンドに投資するデメリットは2つあると考えています。こちらは投資開始時点から大きくかくぁっていません。

信託報酬

証券会社のファンド概要に記載されている信託報酬は、1.0895%と、直近世間に認知されている優良ファンドであるeMAXIS Slimシリーズと比べると雲泥の差があります。複利で長期間運用していくにあたっては大きなマイナスポイントです。

純資産総額

2025年1月17日時点の純資産は、3,467百万円となっています。

私が投資し始めた2018年頃は純資産500百万円前後だったので、かなり増えた方ではあると思いますが、多くの人が投資しているファンドと比較するとかなり小さいです。

運用成績

現時点での運用成績はご覧の通りです。

左から口数、取得単価、基準価額(=現在の単価)、評価損益となります。ざっくり50%強のプラスになっています。

そもそも2018年4月頃から日次の積立銘柄として選びました。1日500円ずつ積み立てていました。

月額にすると1万円強、2019年9月頃まで投資をしたので、取得元本は約20万円弱となりました。プラスなので悪くはないのですが同じ期間に積み立てていたオルカンは+150%前後のリターンなのでかなり見劣りします。とはいえ、今後アメリカが不安定な状況が来たらもう少しこのファンドが輝くこともあるかもしれません。

これから投資をお考えの方がいた場合に、メインの投資先としてはお勧めしませんが、あくまで全体のポートフォリオの片隅のスパイスとして取得される分には悪くない銘柄だと思います。ただデメリットもあるのでもし投資される場合は、ご自身の最終的な判断に基づき実行ください。

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