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策定した長期ロードマップの改善ポイント

全般的事項・運用方針等

年始に今後の長期ロードマップを更新しました。

現在のロードマップにおける問題点をいくつか列挙した上で、今後どのように改善していくかを考えていたいと思います。

2025年 年始策定長期ロードマップ

年始に改定した現在の長期ロードマップはこちら↑になります。

2024年の運用成績がとても良かったため、『2040年12月末までに世帯全体の純金融資産で1億円を目指す』という目標をセットしていましたが、これを2035年までに前倒すことも現実的なラインになってきました。

ただ、改めて見直すといくつかの問題点がわかってきました。

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現状の長期ロードマップの問題点

いくつか問題点があったので、これを一つずつ確認していきたいと思います。

問題点① 住宅ローン残高が考慮されていない。

『2040年12月末までに世帯全体の純金融資産で1億円を目指す』という目標がセットされています。

純金融資産の定義についてネットで検索したところ、『純金融資産とは、保有している預貯金や株式、債券などの 金融資産の総額から負債を差し引いた金額 を指します。 負債とは、住宅ローン、自動車ローン、カードローンなどです』とありました。

持ち家の価値は含まないが、その取得に要した住宅ローンは控除する必要があるという事です。現状のロードマップ上住宅ローン控除の返済は全く織り込まれていません。また、団信に加入している関係もあり住宅ローンの繰り上げ返済には否定的です。今後の金利動向次第なところはありますが。

現状、2035年末時点で約1,800万円、2040年末時点で約1,200万円の住宅ローン残高が残っている予定です。繰り上げ返済をするつもりが無いのであれば、この金額も上乗せして金融資産を用意する必要が出てきます。

問題点② 含み益にかかる税金が考慮されていない

上に貼った2035年までのロードマップだと、2035年時点に累計損益が4024万円という計算になっています。つまり、含み益を抱えた状態での1億円になっているため、仮にこの状態を達成したとしても、投資資産を現金化すると税金分目減りします。今の税率だと約20%取られます。

税金控除後で4,024万円の利益が必要と考えると、0.8で割り返すと約5,000万円となります。この差額1,000万円についても、上乗せして金融資産を用意する必要があります。

問題点③ リスク資産残高の中にジュニアNISAの金額が含まれている

あくまで、『2040年12月末までに世帯全体の純金融資産で1億円を目指す』という目標になっており、ジュニアNISAについても世帯全体の財産である、と考えることもできるのですが、子どもたちが所帯を持つことになれば別世帯になるため、厳密にはジュニアNISA分も除いて試算するのが現実的かなと考えた次第です。

2024年末時点で、ジュニアNISAの運用額としては子ども2人分で約700万円あります。ジュニアNISA口座の特性上、今後追加入金することはできませんが、2040年まで4%の複利で回すと約1,300万円になります。なので、この1,300万円についても上乗せして金融資産を用意する必要があります。

目指すべきは1億3,500万円

問題点で出てきた上乗せ額を合計すると3,500万円になるため、目指すべき金額としては1億3,500万円になります。さすがに2035年までには無理なので、2040年末までにこの目標値を新たにセットすると最終的に達成した際に感じるギャップは無くなりそうです。

一旦、年始に作ったものはそのままにして、来年の年始にこの数値を織り込んだ形でアップデートできればと思います。

実際にはピンと来てませんが、目標額が35%増えるというのはなかなかシビレますね。

一番の問題は・・・

2040年に実質的に純金融資産1億円を達成するために目指すべき金額はわかりました。

ただ、2040年に私は59歳になっているはずであり、この時に1億円程度のお金があったとして何がしたいのだろうか?というのがはっきり見えていません。ふつうは何かしたいことがあって、それに必要なお金を算段するものだと思うのです。

はっきり言って、これが一番の問題かもしれません。可能であれば55歳くらいでリタイアしたい気持ちはあるのですが。リタイアしたら何がしたいのか?というのが何とも。毎日時間があったら何をするだろうか。

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