本年もよろしくお願いいたします。
昨年設定した資産運用目標の達成状況を確認しつつ、ロードマップの更新をしていければと思います。
昨年設定した資産運用目標等はこちら↓
2024年資産運用目標の達成状況
①投資元本を250万円追加する ⇒ 〇
これについては問題なくクリアすることができました。子供の塾通いが始まり色々と厳しくなるかなと考えていましたが、ありがたいことに4月に昇格したため給与が大きく増えました。
そのため、2024年の投資元本は418万円増加といままでと遜色ない水準で投資元本を追加することができました。NISA枠をほぼ360万円埋めたので追加元本の大半はNISA枠で埋めた形となります。
②税引後配当金 90万円 ⇒ 〇
2024年の税引き後配当金額は、102.6万円となりました。
2020年が33.7万円、2021年が44.6万円、2022年が69.2万円、2023年が88.4万円ですので、毎年10万円~20万円ずつ増加しています。
ただ、為替の影響が大きいのと現在投資追加は投資信託がメインになっているため、今後の配当金増加ペースは緩やかなものになると考えています。
④2024年末 リスク資産残高4,100万円 ⇒ 〇
こちらも良好な相場環境に助けられて達成しました。しかも、目標としていた水準を1,000万円以上上回る着地となりました。
2024年末のリスク資産残高は5,215万円です。2024年はとても好調でしたが、来年に反動が来るのでは?とビクビクしています笑
2024年は設定した目標のすべてをクリアすることができました。
長期の資産運用目標
これについては、2020年1月に設定した、
『2040年12月末までに世帯全体の純金融資産で1億円を目指す』
から変更はありません。
ここでいう純金融資産とは、金融資産から金融負債を控除したものを指しており、具体的には金融資産から住宅ローン残高を控除したものを指しています。
実際に繰り上げるかは別として住宅ローンを完済した上で、1億円という金融資産残高を積み上げたいと考えています。
2025年の目標を定める前に、どのようにその地点を目指すか、というのを先に決めていきます。
2040年に向けたロードマップ
こちらについても、昨年試算したものに今期の実績を加味して、2040年に残高が1億円になるよう元本追加額か利回りを動かすことになります。
まずベースとして、追加の元本追加を行わなかった場合に、どの程度の利回りが必要かというのを算出します。
元本追加無しVer
青く色が付いている部分は、実績です。
まずは、2025年以降元本を1円も追加しなかったと仮定したバージョンです。
この場合、2025年以降毎年5.9%の利回りが必要という試算になりました。
ちなみに、2022年試算段階では7.6%、2023年試算段階では7.2%、2024年試算段階では5.9%の利回りが必要という試算だったので、2024年の積み上げで必要利回りが2%弱下がりました。
利回り0%Ver
続いて、今後の利回りが0%の場合です。
この場合、2024年以降毎年299万円の元本追加が必要という試算になりました。
2022年段階では毎年395万円、2023年段階では毎年396万円、2024年段階では毎年367万円の元本追加が必要という試算でしたので、2024年の運用成績が良かったことで、必要額が大きく減少しました。
とはいえ、さすがに利回り0%だと、預金を積み上げてくのと変わりないので、かなりハードルが高いですね。
と、ここまでの二つは両極端なバージョンでしたので、昨年同様現実的な試算をしてみます。
現実的な長期ロードマップ
今後の子供の成長を踏まえて、教育費の増加を織り込み元本追加額を変動させています。
現実的な長期ロードマップがこちらです。
設定の要点は下記の通りです。
①2024年までは、実績値を反映。
②子供が小学校高学年になってからは、塾代や旅行代が今よりも増えることを想定し、金額を2025年以降300万円にする。
③さらに子供が大学に入ったらより余力が減ることを想定し、2034年以降追加元本を再度減額する。
以上の前提で、2040年までのロードマップを作成し、この場合に必要利回りは1.1%とかなり現実的な数値となりました。
昨年試算した時点では、3.4%必要という試算でしたので、やはり2024年の運用成績が大きくプラスに作用しています。
とはいえ、利回り1.1%というのもかなり低いです。
そもそも2024年にここまでよい運用成績が出ることは想定外でした。実際には2040年よりも早く実現しても困ることは無いので、現実的な達成時期を少し早めて再度シミュレートしてみたいと思います。
現実的な長期ロードマップ(改定案)
達成年を2035年まで5年早めて再度作成をしてみました。
また元本追加についても、一律250万円と直近年度を少し緩和する形としました。
この場合に必要な利回りが2.5%となるため、先ほどの案よりも現実的な気がしてきました。
とはいえ2024年はとても良好な運用成績でしたが、2025年がどうなるかはわかりません。今後短縮することも頭に入れておきつつ、2040年までの現実的な長期ロードマップをベースに進めていこうと思います。ここまで含み益が出てくると最終的には利確時の税金も考慮しなければいけなさそうですし。
2025年資産運用目標
ロードマップは昨年作成したものから大きな変更はありませんでしたが、これを踏まえて2025年の資産運用目標を策定します。
①投資元本を350万円追加する
⇒2024年は無事に400万円超の元本追加ができました。2025年は子供が二人とも塾に行くことになるため、いったん金額を抑えることにします。
とはいえ、積立だけで、新NISAで240万円、ウェルスナビ36万円、持株会36万円、企業型DC66万円で、合計378万円に達するので、年間400万円近く投資できるように見えます。ただ、2025年も既投資分を取り崩す予定があるので、無理ない数値設定としておきます。
いったん、現実的とした長期ロードマップにおける2024年の元本追加額300万円よりは多い金額での設定とします。
②税引後配当金 105万円
⇒2020年が33.7万円、2021年が44.6万円、2022年が69.2万円、2023年が88.4万円、2024年が102.6万円と推移してきました。2023年も2024年も為替が円安傾向だったことで、とても配当金が増えました。為替の影響は読めないですが、日米の金利差が縮小することで少しずつ円高に進んでいくかと思いますので、配当金増は厳しいかな?とも思うのですが、前年実績を下回る目標設定も微妙かなと思い、2024年比微増の105万円を2025年の配当金目標として設定することとしました。
③2025年末 リスク資産残高5,600万円
⇒投資元本を追加するのは自分でコントロールできますが、全体の運用成績はコントロールできないので、なったらいいなくらいですが、ロードマップだと2025年末に5,573万円なので、丸めた5,600万円を目標に追加しておきます。
前年からの変更点もほとんどありませんが、まずは設定した目標元本追加額を達成できるように本業を頑張ろうと思います。
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