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【ウェルスナビ】2020年3月度運用実績【35ヵ月目】

ウェルスナビ

基礎情報等

先月度の実績

2020年2月度の実績は下記のリンクからどうぞ。

運用基礎情報

運用開始日:2017年5月

運用開始時元本:30万円

運用開始後定期積立金額:3万円/月

リスク許容度:5

リスク許容度5というのは、最もリスクテイクする分類であるため、最も株式比率が高くなります。そのため、リスク(金額の変動幅)も大きいですが、想定リターンも最も大きくなります。

ちなみに、ウェルスナビ内にあるシミュレーションによると30年後にはこのような分布になるとのことです。

コロナショック前である1月末時点では、48%の確率で3,000万円以上になります。となってたんですけどね。今回の下落を経て3,000万円以上になる確率が42%まで低下しています。

少し数値が下振れしているものの、それでも70%の確率で投資元本が約2倍になるので、十分な数値かと思います。でも、年率2%成長で大体35年くらいで2倍になる、と考えると少し物足りないような気もします。

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2020年3月度 ウェルスナビ 運用実績

2020年3月末の運用資産残高

2020年3月末の運用資産残高は、下表のとおりです。

ウェルスナビについては、円安ヘッジの目的で保有している部分もあるので、基本的には邦貨建の評価額を継続して確認しています。株は全地域で下落していますが、中でもずっと含み益をキープしポートフォリオ全体を支えてくれていたVTIが、ついにマイナスに転落してしまいました。

定期積立に加えて、3月は臨時積立をしているにもかかわらず、評価額は前月比10万円以上のマイナスとなっています。

ウェルスナビ 運用資産残高推移

2018年7月以降のウェルスナビ運用資産残高の推移は下表のとおりです。ウェルスナビで運用を開始したのは、2017年5月からになりますが、正確な数値の記録を取っているのは2018年7月以降になるため、中途半端なタイミングからの推移となっています。

一気に含み損に転落しました。

グラフで見るとよくわかりますが、昨年の10月~12月の成績が非常に好調で、投資元本を上回る資産推移となっていましたが、この2ヵ月で一気に貯金を使い切り投資元本を大きく下回ってきました。

定期積立による買付

2017年5月にWealthNavi for SBI証券のサービスに申し込んだ当初から、毎月3万円の定期積立設定を行って、今まで変更していません。ウェルスナビのサービス自体は安定しており、その運用方針含めて信頼しているので、特に相場の上下によって積立を止めるようなことはしていません。その方が長期的に良いリターンを得られると信じています。

一点だけ、心配しているのはウェルスナビの資金繰りですね。これについては、ウェルスナビの経営成績等に関する資料が開示された段階で見ていきたいと思います。

前置きが長くなりましたが、2020年3月度の定期積立による買付は下記のとおりです。

月初に買付けているので、3月度の買付は1ヵ月程度前のことなんですよね。VTIの価格$155.53と、今となってはとても高く感じますね。今後その水準まで戻るのはいつになるでしょうか。

2020年3月は、米国株(VTI)及び新興国株(VWO)をメインで買い付けたようです。まだ投資総額がそこまで大きくないので、ウェルスナビの特徴のおひとつであるDeTAXはまだ適用されたことがありません。

ウェルスナビでは過去の統計に基づいて最も望ましい資産配分(=アセットアロケーション)を決定していますが、直近では米国株式のリターンのみが突出しており、2018年や2019年単年の実績とは乖離していることが要因です。

臨時積立による買付

為替が円高に振れてきたので、3月は臨時積立を行いました。為替が105円位になったら、と考えていましたが瞬間的にかなり円高に振れたので、なかなかタイミングが良かったと思います。

正直長期で見ればこういった追加投資のタイミングというのは、ほぼ誤差だと思いますが、こういうところで自分の意思を介在させないと退屈なんですよね笑

ちなみに、ウェルスナビの臨時積立にあたってみているのは為替レートのみで、VTI等の株価は見ていません。二つの変数がタイミングよく下がるのを待つのって難しいんですよね。

臨時積立を行ったのは、ウェルスナビへの投資を始めてからの35ヶ月で7回目ですね。なので半年に一度くらい追加投資を行っていることになります。

分配金

2020年3月度に受領した分配金は下記のとおりです。

3月度は、日欧株(VEA)、新興国株(VWO)、米国債券(AGG)からの分配金がありました。VEAとVWOは3ヵ月に1度の配当なので金額が多いですね。米国株(VTI)と不動産(IYR)分は3月末ではなく、4月頭に入金がされました。そのため、3月分には含まれていません。

手数料

2020年3月度の手数料は下記のとおりです。

実際は2月分の手数料が、2月度の平均資産残高に基づいて計算され、3月頭に引き落とされます。ここでは、引き落とし日が3月のものを3月度手数料と表記しています。

運用資産残高が減少しているので、2月度の手数料よりも減少しています。来月分はもっと減少していることでしょう笑

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来月以降の展望

先月記載した通り、3月は臨時積立を行うことになりました。為替もボラタイルな状況が続いていますが、直近ではドルが強さを見せて円安方向へ進んでいます。

4月以降も円高方向に振れるようであれば、ウェルスナビへの臨時積立も行っていこうと思います。相場急落時には、ウェルスナビのCEOである柴山さんから毎回のように『うろたえないでね、大丈夫だよ』、という投資家を安心させるためのメールが届きます。

裏を返すと、ちょっと下落しただけですぐ解約する方が一定数いるということでしょう。まぁ、今回はちょっとの下落ではないので、そういう対応もやむを得ないかもしれませんが。

個人的にウェルスナビをとても信頼しています。ノーベル経済学賞を受賞した理論に基づいているのはもちろんですが、今までシステムエラー等のインシデントは利用者側から見ると1回もない状態で、非常に安定しています。SBI証券や楽天証券とは取引量が大きく異なるので比較できないかもしれませんが、これら証券会社が相場急変時にシステムがダウンしているのを見ると、とても安定的に運営がなされていると感じます。ベンチャーとは言え金融機関ですからね。

手数料が高いという指摘があるかもしれませんが、機械的に最適な配分で投資するという機能が1%の手数料で使用できるというのは非常に優位性があると感じています。

もちろん利用者からすると手数料が低いに越したことはないのですが、この素晴らしいサービスが継続していくということを考えると、早期に収支を均衡させてほしいので、そのためにも現状の1%というのはやむを得ないと考えています。アメリカのウェルスフロント等はもっと安い手数料のようですが、規模が異なる現状では比較しても仕方ないですね。

何度も同じことを書いてしまいますが、ウェルスナビで気になるのは同社の資金繰りですね。こんなことを気にしている利用者はあまりいないかもしれませんが。

ウェルスナビは12月決算で、PL、BSを開示してくれるので、開示されたら後日分析をしてみたいと思います(3月末には開示されるかと思ってましたが、4月5日現在では開示されていません)。

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