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【暗号資産(仮想通貨)】2017年末のバブル相場は再来するか?

暗号資産(仮想通貨)

新型コロナウイルスの猛威はとどまるところを知りません。致死率はそこまで高くないものの、感染力が高く日本人での感染者も日に日に増えていっている状況です。

そんなニュースに隠れて、なかなか表に出てくることはないのですが、今ひっそりと暗号資産がじわりじわり上昇しています。

暗号資産というとピンと来ないかもしれませんが、仮想通貨のことです。特に中身が変わったわけではないのですが、閣議決定もされていて正式に『暗号資産』という名称になりました。

そのあたりの経緯については、こちらの記事が詳しいです。https://mall.moneyforward.com/articles/52

2017年末のバブルとは?

ビットコイン(BTC)のチャート

最もメジャーな暗号資産で、かつ、全体の過半の時価総額を占めるビットコインの長期チャートがこちらです。 2017年末~2018年始にかけて、記録的な暴騰をし、その後主要な仮想通貨取引所の一つであったコインチェックで仮想通貨の流出が発生し、大きく価格が下落していきました。

長年地を這うように推移していたのが、急遽暴騰しているのがよくわかります。このローソク足は月足チャートなので、ローソク一つが1ヵ月分を示しています。

上ヒゲが200万円のラインを突破しているのが、2017年12月で、この月はまさに朝起きたら所持している暗号資産の価格が20%、30%増えているということがよくありました。

暗号資産取引の開始時期

私は2017年12月11日に初取引を行い、そこから約1ヵ月強にわたる暴騰と暴落という熱狂の中にいました。

取引を開始した時点で、既にビットコインは200万円近くまで上昇していたため、購入したのはほとんどがアルトコインと呼ばれる、ビットコイン以外の暗号資産でした。まぁ、2017年12月は、コインチェックもテレビCMを開始して多くのカモが市場に取り込まれていった時期ですが、私自身も市場の養分になるとも知らず、熱狂の渦に飛び込んでいきました笑

2017年12~2018年1月の日次推移

最も動きが激しかった2017年12月及び2018年1月の日次推移です。

まずは2017年12月の日次推移から

12月7日とか、1日で40%も上昇しているの凄いですね!

この価格推移からもわかる通り、暗号資産の怖いところは土日は休みといった概念がないんですよね。365日毎日取引できてしまうのが、怖いところです。

続いて2018年1月の日次推移です。

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画像で振り返る仮想通貨狂騒曲

画像はすべてコインチェックのウィジェット設定のものになります。また、毎日記録していたわけではないので、飛び飛びになっています。

また、コインチェックのウィジェット上に、各暗号資産の価格と増減率が表記されています。暗号資産は、365日24時間取引可能なため、特に終値を表示していません。そのため、この増減率は24時間前の価格と対比した増減率が記載されています。この辺りは株と大きく異なる点です。

2017年12月18日 21:07分

ビットコイン以外全ての暗号資産が前日比で上昇していますね。当時は、ビットコインが先行して上がったので、これからはアルトコイン(=ビットコイン以外)が上がるといわれていました。

2017年12月21日 16:52

この1ヵ月程度後に世間を騒がすことになるNEM(表記はZEM)も116円と3桁の価格になっています。(ちなみに今は一桁です笑)

しかし、上昇相場にも押し目があり(押し目っていうレベルじゃないけど笑)、先ほどの画像の1日後に一気に下がります。

2017年12月22日 22:22

前日比で軒並み-40%とかですよ!

株で例えても意味ないのですが、それでも当てはめるとすると、約30,000ドルのNYダウ平均が、翌日になったら18,000ドルになっているという。。。

死人が出るどころの騒ぎではないですね。もし株で起きたとしたら。暗号資産の相場は当時一気に上昇していたため、これだけ下げてもまだ悲壮感はそこまでありませんでした。

2017年12月23日 13:18

増減率ではまだマイナスの暗号資産もありますが、先ほどの画像からは40%から50%戻しています。すごいリバウンド力ですね。今の、S&P500指数のように、多くの投資家が『下がってきたら買いたい!』と考えていたからだと推測されます。

このように、一度大きく下げても、元に戻る強さがあったことも、このレンジから買い向かう人が後を絶たなかった理由でしょう。

2018年1月7日 9:30

↑これが、私の持っていた写真の中で、多くの暗号資産がピークの値をつけていました。

ETH(イーサリアム) 約12万円、LISK(リスク)3,750円、 XRP(リップル)324円、XEM(ネム)189円。

2018年1月17日 7:20

先ほどのピークから一転、一気に暴落を迎えます。ちなみにめちゃくちゃ下げていますが、これでもまだコインチェックの事件が露呈する前です。

暴落時にどのように行動したか?

一言でいえば何もできませんでした。おそらく多くの人がそうだったのではないかと思いますが、きっと今回もまた元に戻るだろう、という安易な考えで、特に行動に移すことはありませんでした。先ほどの1月17日の時点で売却していたら利益が出る水準だったんですけどね。

その後も暗号資産を売却することはなく、今現在に至るため、現状では大きく含み損を抱えています。含み損は抱えているものの、2019年に入ってから定期的にナンピンしていったため、取得単価はかなり下がりました。

暗号資産については、毎月報告しているリスク資産残高には含めていません。理由としては、暗号資産については、投資ではなく投機と考えているためです。

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2020年の暗号資産はどうなるか?

2020年2月9日現在の状況

2020年2月9日 9:11

こちらが、2月9日朝の時点での価格になります。匿名性の高い暗号資産はコインチェックの取り扱いから外れたため、そもそもの通貨数が減っています。NEMやLISKについては、おおむね10分の1の金額まで下がっていますが、ビットコインの価格で見るとほぼ2018年1月17日の水準と変わっていません。

2020年の展望

正直先のことはわからないですが、暗号資産の過去の値動きからすると、2020年末の時点で現在の価格から数倍になっていても 数分の一になっていても、 驚きません。

ただ、今年はビットコインの半減期を迎えるため、マイニング側の収益を考えるとビットコイン価格は上昇するのでは?という論調を多く見かけます。

いずれにせよ、どちらに振れるかを断定することは難しいですが、少額でもベットしておくことで万が一暴騰した場合の機会損失は減らすことができると考えているので、仮に暗号資産の時価が投資元本まで戻ってきたとしても、そこで売却するようなことはせず、ホールドする予定です。

本音を言えば、株やFXのように源泉分離課税の制度が整備されると売却しやすくなるのですが。

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