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賞与と退職金

私は現在勤務している会社が3社目になります。

過去の賞与状況
1社目、2社目では、ともに6年〜7年程度勤めたでしょうか。
1社目は比較的規模の大きな会社だったため、年2回の賞与と退職金がありました。
初めて勤めた会社に定期賞与があったため、賞与というのはあって当然のものという感覚がありました。
また、原則として夏・冬それぞれ2ヶ月分ずつだったので、ボーナス月にはかなりまとまった額の収入がありました。

一方、2社目・3社目と退職金制度が無く、賞与もほとんどありませんでした。
賞与が支給されたとしても年間で月給の1ヶ月分にも満たない金額でした。
と、ここまでの記載だけだと、1社目がとても良い会社で、2社目・3社目がダメな会社のように見えますが、実際のところはそうでもありません。

賞与が無いことのメリット
それぞれの会社での年収は、在籍していた際の年齢等を加味した上でそこまで差はありません。
つまり、そのほとんど差のない年収を16分割して受け取るか、12分割して受け取るか、という話です。

1社目の会社は賞与はありましたが、当然のことながらベースの月給は少ないため、ボーナス月以外は給与収入が少なかったです。一方で、2社目、3社目は年収を12分割した金額になるため、毎月の給与収入は1社目より増加し、各月の給与収入が平準化されました。
貯蓄管理をするにあたっては、毎月の収入が安定している方が管理がしやすいな、というのが実感としてあります。
また、賞与が無かったことで2社目の会社を辞めやすかったというのはありました。

3月決算の会社であれば、4月~9月を上期、10月~3月を下期として、評価期間が分かれており、上期分が12月に、下期分が6月頃に支給されるのがよくあるパターンかと思います。
賞与の支給基準としては、支給日時点で会社に在籍しているというものが定められていることが多いです。
そのため、ボーナスをもらってから辞めるという話をたまに耳にしますが、6月にボーナスをもらう頃には、上期の半分が終了していることになります。
そのため、次のボーナス支給日まで在籍していないと、4月〜6月分の労働に対応する賞与はもらえません。そのため、労働対価の後払いである賞与制度は、一定程度退職防止の抑止力になるかと思います。
会社を辞めるというのは、かなりエネルギーのいることですし、実際に退職に至る理由を考えると、賞与1回分の50%=約1ヶ月分の月給は、そこまで惜しく無いかもしれません。

ただ、知り合いの中にも次のボーナスもらってから辞める、と言って、ずっと同じ会社に在籍している人がいるのを見ると、やはり一定程度退職を防ぐ効果があるものと思います。
もちろん、この知り合いが特に辞める気もなく言っている可能性もありますが。

退職金についても、賞与と同様に労働対価の後払いです。今勤めている会社には退職金制度はありませんが、その分月給としてもらっていると考えています。
もちろん会社側がそんな説明をすることはありません。
自己退職金として、idecoを利用して積立を行なっています。

大企業に勤めていると約2,000万程度の退職金がもらえるという記事を見ますが、自分が退職するのは25〜30年後。その頃に退職金の相場はいくら位になっているのでしょうか?
私は会社に頼れないので、自分で積み立てていきたいと思います。

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